パニック障害でお悩みの方へ

パニック障害とは、日本では100人に1人くらいの割合で発症していると言われています。けっして珍しい病気ではありません。

突然何のきっかけもなく心臓がドキドキしたり、息苦しくなったり、めまいなどのパニック発作が起きる精神疾患で、「死んでしまうのではないか」というひどく不安な気持ちになります。

このような症状は発作として、10分から1時間ほど起きておさまりますが、初めての場合「何の病気なのかわからない」と心配になることが多いです。

病院で血液検査や心電図を診てもらっても、そのときには発作がおさまっており、異常無しと言われ、挙句の果てに「精神科を受診するように」と言われてしまいます。

症状は電車やエレベーターの中といった閉じられた空間で起きやすく、発作の起きやすい場所に行くのを避けるようになります。

人が大勢いる場所に行くのがおっくうになってしまい、引きこもりがちになってしまったり、学校や職場などに行くのが怖くなってしまったりと日常生活にも影響を及ぼしてしまう可能性がでてきてしまいます。